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ハイアットリージェンシー京都 THE GRILL(ザ・グリル)でサンデーブランチ
学生時代の友人Aちゃん、Dちゃんと京都で会うことになった。
伊賀上野に住むAちゃんとは昨夏の「室町和久傳」以来、
四日市在住のDちゃんとは今年1月の「ラ・クロッシュ シェフズルーム」以来の再会だ。

お店のアレンジを任された私。これまで何度となく予約にトライしている
「草喰 なかひがし」を真っ先にあたったが、4月の週末は全て満席でNG。
同じく予約の取れないイタリアン「イル・ギオットーネ」は、
よりにもよって東京遠征中(どこかのデパートのイタリア展出店)で休業中。
その他、気になる和食店数軒に電話をかけてみたがことごとく満席。
はー、一ヶ月前の予約ですら、このようなサンザンな結果。
観光シーズンだし、全国から京都に人が集まっているんだろうなあ・・。
あらためて京都の人気の高さを再認識してしまった。

というわけで、困りに困った末、選んだのはホテルのブランチ。
「なんで京都に行ってまで、ホテルのレストランで済まさにゃならんのだ?」
とも思ったけれど、皆、関西人なわけで、京都は日常の範囲。
ゆっくりと過ごせることを最優先に、選んだお店は・・・


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ハイアットリージェンシー京都「THE GRILL(ザ・グリル)」
三十三間堂のすぐそば、お庭の緑がとても美しいホテル。
(お庭の写真を撮りそびれてしまった・・残念)

このあたりは同じ奈良出身のDちゃん(高校・大学が同窓)と私にとっては、
高校受験、大学受験を思い出す懐かしいエリア。
当時、奈良には目ぼしい私学がなかったため(現在の事情はわかりません)、
奈良の受験生は県外の私学を受験するケースが多かったのだが、
この近辺にある某私学は高校大学ともリーズナブルな受験料&授業料なので、
一般庶民が受験をするには最適なトコロだったのだ。
(どーでもいい話ですが、Dちゃんも私もこの私学には進んでおりません。)

「しっかし、ハイアットリージェンシーなんてホテル、昔っからあったっけ?」
とフシギに思っていたが、どうやらもともとは「京都パークホテル」とのこと。
だから内装はモダンに仕上げてあるが、建物自体は昔ながらの古くさい(!)まま。
まあ、その古くさい建物も京都っぽくっていいのだけれど。


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開店と同時に入店した私たち。
再会を祝ってスパークリングワインで乾杯し、食事をスタート。

こちらのブランチメニューは
THE GRILL BRUNCH 3,950円(サービス料10%、消費税別)

 グラス オブ スパークリングワイン

 アペタイザー ブッフェ(お好きな前菜をブッフェから)

 チョイス オブ メインディッシュ(4種類から選択)
  ・京都日吉ポークのグリル ソーセージ 玉ねぎのロースト
    キャロットグラッセ クミン風味 グリーンペッパーソース
  ・鴨のコンフィ ロメインレタスのベーコン包み焼き シャスールソース
  ・京都中央市場より 本日の鮮魚のグリル
    フレッシュグリーンピース カリフラワー ベーコンヴィネグレット
  ・ステーキフリット、カフェド・パリバター

 デザートブッフェ(お好きなデザートをブッフェから)

 コーヒー 又は 紅茶
というもの。
ブランチは土日のメニューになるのだが、私たちは日曜に訪問。
土曜は1,000円ほどお安くなるので、土曜のほうがオトクっぽい。

あ、そうだ。アルコールがダメなAちゃんはソフトドリンクにチェンジ。
大ぶりのコップになみなみと注がれた烏龍茶が出されていた。


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アペタイザー ブッフェ


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私がいただいた前菜たち。


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テーブルに置かれた大きなパン。
グリッシーニはアペタイザーブッフェのテーブルから取ってきたもの。
とーっても長くて、おもしろい。


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メイン(Dちゃん):鴨のコンフィ
初めて見る"ロメインレタスのベーコン包み焼き"が気になる。
巻いて焼けばいいだけなんだろうか?一度マネしてみたい。


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メイン(Aちゃん、私):真鯛のグリル
ボリューム満点の鯛。皮はパリっと身はジューシー。


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デザートブッフェ
最初から気になりまくっていたデザートたち。
見ているだけでウキウキ、ワクワク。


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紅茶と一緒にいただいたデザート。
あっさりしたデザートが多く、私の好みとは違うものだったけれど、
味があっさりしていた分、まだまだ余裕でイケそうだったが、
ここで理性をもってストーップ。
だって私の上を行く大食いDちゃんも2皿でガマンしていたし・・。


◇◇◇  ◇◇◇  ◇◇◇  ◇◇◇  ◇◇◇


さて、お味の印象は「普通に美味しい」というもの。
特別に美味しくもなかったけれど、決してマズいわけでもない。
いろいろなお料理が出されていた割には単調、平板な印象を受けた。
ホテル、それもロビー階にあるラウンジ・レストランだから、
誰からも嫌われない味を目指しているのかもしれない。

ただ、緑溢れる庭園を見渡せる開放的な空間で、
ゆったりと食事ができるのはポイントが高いと思う。

また、一番印象に残ったのは、ブッフェの美しさ。
お料理が少しでも乱れると、あっという間にお皿が交換されるのだ。
こういうブッフェでは、いくらそのお料理が美味しかったとしても、
ヒトが荒らした後の残骸を見せ付けられると興ざめになってしまうが、
こちらは常に美しさがキープされているので、優雅な気分でブッフェを楽しめる。

遠くの地から京都に来られる観光客の方が選ぶべき食事ではないかもしれないが、
お料理自体にコダワリがない方や、三十三間堂に来られるついでがある方には、
ゆったりと寛いで食事ができるお店として利用価値があるのではないだろうか。

なんといっても、京都の中心からちょっとハズれた地。
あまり混雑していない(人気が無い?)ところも、私にはとても良かった。



◇2007年4月の食事記録です。
ハイアットリージェンシー京都 THE GRILL(ザ・グリル)
京都市東山区三十三間堂廻り644-2
TEL : 075-541-1234(ホテル代表)、075-541-3203(THE GRILL)
ホテル http://www.hyattregencykyoto.com/
ザ・グリル http://www.thegrill.jp/

食後に起こったイマイチな出来事 (ただいま準備中)


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by picot-picot | 2007-04-30 10:54 | たびさきにて | Comments(13)
Commented by gion-sakanaya at 2007-04-30 14:00
なんだか京都にいるのに懐かしい♪
この辺りって中々ゆっくり通るって事もないんですよね
パークホテルには以前仕事の関係で時々行っていたんですが
ハイアットになっていたとは、知りませんでした(^^;)
京都ってまずくはないけど興奮するほどおいしいって少ないなーって
よく思います
確かに値段を出せばそれなりになんだけど、そこそこのお値段なら
本当にそこそこだなーで終わる感じを
先日大阪ランチをしたら、余計に感じてしまいました
そんな感じを払拭する為にも本日新たなお店を探検してまいります
Commented by picot-picot at 2007-04-30 16:35
■gion-sakanayaさん:
ちょっとハズれた地ですよね、ここ。
そのせいかどうかわかりませんが、ヒトが少なくて快適でした。
タクシーのうんちゃんは怒ってましたけれど・・。

京都の食事は味そのものよりも、
雰囲気全体で楽しむって感じですかね。
大阪は味と値段で勝負!という印象があります。
そうでないと、客から許されないような気も・・・(^^;;

今日はどちらのお店にお出かけされるのでしょう?
またブログでご紹介くださいね。
Commented by Blue-Parfume at 2007-04-30 20:55
京都の地理に疎いワタシは、三十三間堂ってどのヘンじゃい、
と調べてしまいました(^^;
ひとつカシコクなりました。
ありがとー、picotさん。

ところで、記事の写真で気になったんですが、前菜とデザートの写真が
2枚ずつありますが、コレってpicotさんの胃の中に納まったモノ?
理性がなければデザートは3皿はいったってコトですかい?(・・)
来年の健康診断で泣きますよ。。。←大きなお世話。

準備中のイマイチな出来事ってなんだろー。
ニューヨーク行く前にアップしてちょー。
Commented by lu-blue at 2007-04-30 21:18
綺麗に盛り付けられていてそれだけでも食欲そそりますね。
前菜とデザートのビュッフェ形式のお店って意外とあるんですね。
私最近そういうお店に初めて行ったので驚きでした。
真鯛・・・とっても美味しそう♪旬ですものね。
お魚が恋しいです。
Commented by oui_et_non at 2007-05-01 00:04
イルギットーネ、まさに日本橋三越に来てました!(笑)丸の内からの出張じゃなく、京都から来てたンですね!上七軒の舞妓ちゃんにオススメされてから、ずっと気になってたけど、予約ナシがムリみたいですよね。
Commented by picot-picot at 2007-05-01 00:48
■BP嬢:
三十三間堂って名前はそれなりに知られてますけど、
あまりメジャーじゃないですよね。私も行ったことないです。

ところでご質問の件。もちろんその通り~。
一切れずつ全種類いただきました。ほほほ。
次の健康診断までまだ時間があるのでダイエットはこれから~。

イマイチ記事、またそのうちにー。
(ホテルのサービスが悪かったわけじゃないですよん。)
Commented by picot-picot at 2007-05-01 00:49
■るぅさん:
このパターン、ホテルのダイニング(ランチ)でよく見かけます。
ぜんぶブッフェじゃ味気ないからでしょうかね。

鯛、脂が乗っていて美味しかったです。
ボリュームもたっぷり。
東京だとこの半量ぐらいになっちゃうんじゃないかな。
Commented by picot-picot at 2007-05-01 00:51
■oui_et_nonさん:
丸の内に支店があるんだから、何も京都の店を閉めずとも・・
と思ってしまいましたよー。まさにドンピシャリでしたから。。

でも以前も1ヶ月ほど前に電話をしてもダメでした。
どのみち予約がとれなかったかもしれませんね。
(と、思うようにしようっと。)
Commented by camille_31 at 2007-05-01 17:13
ブッフェがいつも美しい、って大切ですよね。
美しい=食欲をそそられる=食べ過ぎる、ってなりそうですが^^;
ブッフェで美味しいメインをいただいた記憶があまりないのですが、
こちらはお肉もお魚も美味しそう~。
グリッシーニ、ホント、長~~いですね。
Commented by picot-picot at 2007-05-02 15:13
■camille_31さん:
実はホテルのランチなどでのブッフェ経験に乏しい私。
お皿の美しさって、都内のホテルでは当然のことなのかもしれません。
メインはボリュームがあって美味しかったですよ~。
そんなにコダワリのなりランチ(今回のようにおしゃべり重視とか)
には良いかもしれません。
Commented at 2007-05-19 12:30
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by hiyoko at 2008-06-25 01:55 x
こちらの記事でしたね!

このコース設定って、パークハイアットのランチと似ていますね。
お値段も量も違いますが・・・。
それにしてもきれいなレイアウトですよね。
美味しいかどうかは別にしても、とても気持ちよくいただけそうです。

Commented by picot-picot at 2008-06-26 01:05
■hiyokoさん:
わざわざご覧になってくださったんですね。ありがとうございます。
パークハイアット、って新宿のホテルでしたっけ?(六本木のほう?)
どちらも足を踏み入れたことがないのですが、
こういう雰囲気なんですね~。
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