ミシュラン二つ星「エディション・コウジ シモムラ」で旧友とランチ
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年度末を目前にした、とある3月の平日のこと。
激務シーズンを終えた高校・大学が同窓の旧友Mちゃんと、
"お疲れさま"のご褒美ランチを食べに行くことになった。

どこのお店を予約するかメールであれこれ相談した結果、
ミシュランガイド東京2009年版で、二つ星に選ばれた六本木のフレンチ
「エディション・コウジ シモムラ」をピックアップ。
人気店のようなので、予約が取れないかも・・と半ば覚悟していたが、
平日のお昼だったからか、すんなりと席を確保できた。


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ランチメニューは4つ。

前菜1品・魚or肉・デザート・飲み物 4,200円(平日のみ)
前菜1品・魚・肉・デザート・飲み物 6,300円
前菜2品・魚・肉・デザート・飲み物 9,450円~
下村シェフによるお任せコース   13,650円

この中から、私たちは6,300円のコースを選ぶ。
平日限定のコースも気になったけど、せっかくだし・・ネ。


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最初に出されたアミューズは、お店の名物らしい。
確かに小さなハンバーガーの形にしてあるのはおもしろいけれど、
その味に驚くものはなく、個人的には普通のタルティーヌにして
出してもらったほうがいいかな、って思う。特に2度目の訪問以降は。(^^;;

そうそう、添えられた"チーズせんべい(!?)"の味が甘くて意外。
こちらはその味にビックリした。


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桜葉が敷かれたトレイに並べられ、サーブされた桜パンは季節限定。
その中に塩漬けの桜花が入ったパンは温かくて美味しかった。


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前菜はフォアグラ。
サービスの方がお料理の説明をしてくださったとき、
「イチジクとフォアグラの・・・・」
と何度も口走って(?)いらっしゃったのだが、
どこからどうみてもこれは苺。
Mちゃんとも「イチジクって、どこに使ってるんやろうね・・」と
首をかしげながらコソコソ話していたのだけれど、
これはやっぱり"言いまつがい"??
それともイチジクがはさんであったのかしらん?

さて、フォアグラ好きの私には、このお料理も嬉しかったんだけれど、
隣のテーブルに出されていた牡蠣が気になって気になって。
あーん、あれが食べたかったよう~。(涙)


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魚料理はトルコの食材"カダイフ"をまとった的鯛。
添えられたレモンのジャムとの組み合わせが新鮮。


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どのランチコースにするか、まだオーダーを決める前に、
サービスの方からお料理の構成について説明を受けたとき、
お肉料理は"羊"を準備しているということだったが、
どのコースにするか決めかねていたら、羊が苦手だと勘違いされたのか、
鴨や豚でもお料理を出せるとわざわざ言いに来てくださった。
羊は大好きなので、お料理を変えてもらう必要はなかったのだけれど、
念のためどれが一番お勧めかサービスの方に訊いてみたところ、
"どれも美味しい"という返答・・・。(^^;;
余計に迷ってしまったけれど、結局は最近ご無沙汰の鴨を選んでみた。

確か国産の鴨。脂をかけながら熱を入れているのだろうか、
こんがりと焼かれた皮の食感も良く、美味しい一品だった。


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こんな豪華なランチコースをいただいていたのだけれど、
Mちゃんがお酒を飲まないこともあり、最初は炭酸水をいただいていた。
が、途中から我慢しきれずに(?)グラスワインをオーダー。
赤ワインはソムリエ氏におまかせしたが、
白ワインは"ふっくらとした"感じのものを、とお願いしたのだが、
出された白ワインは酸味が強くて鋭利な感じ。
冷やし過ぎが原因なのかなあ・・
とにかく"ふくよか"とは違う印象を持つものだった。

ちなみにこのグラスワインのお値段はそれぞれ1,800円。
予想していたこととはいえ、やっぱり私にはちょっと高いなあ。


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デザートのチョコレートのアイス(ムース?)は、
未完成の状態でテーブルに登場する。
そして私たちの目の前で、まずオリーブオイルを注ぎ、次に塩をかけ、
最後に"カカオの粉雪状のシャーベット"をかけ、ようやくデザートが完成。
でもこのデザートをすぐに食べることはできない。
まずは添えられた"カカオの水"(?)を飲んでほしいとのこと。
とまあ、なかなか凝ったプレゼンテーションだったのだけれど、
こんな時に限って、小バエが周囲を飛びまわっていて苦笑してしまった。

さて、このチョコレートアイスはとても濃厚で美味しかったけれど、
オリーブオイルとの組み合わせは、私は特別好きではない。
あちこちで見かけるので流行っているのだろうけれど、
わざわざかけてくれなくってもいいかなあ。
まあ、赤ワインと一緒にこのデザートをいただくなら話は別だけれど。

そんなことより、上にかけられたシャーベットの食感が素晴らしい。
まるで季節の初めての雪のように、口の中ではかなく淡く消えていった。


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最後にハーブティーとともに、凝った小菓子をいただく。
このハーブティ、私のカップには何かの繊維が入っていて、
さらにMちゃんのカップには、テーブルを飛び回っていた小バエが撃沈。
いやー、なかなかおもしろい(?)締めくくりだった。


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ミシュランの星が二つついているだけあって、
ランチでもちゃんとしたサービスを受けたのだけれど、
女性のサービス担当者のお皿の置き方が少々雑(乱暴)なのが気になった。
テーブルにダンっとお皿を置いて、お料理の説明も強めの口調。
男性サービスの方のほうが、かなり女性的だった。

最後にシェフの下村氏が、テーブルにご挨拶に来られたのだけれど、
私の想像していた方とは全く違っていてビックリ。
店名の語呂が似ているというだけで、タツヤ・カワゴエ氏のような方を
勝手に想像していたのだったが、もっと野性的(?)なオジサン。
こういう方が、こんな繊細なお料理を作られるんだーと感心してしまった。

さて、このお店、再訪することはあるかなあ。。
「誰かが行きたいと言ったら、もう一度行っても良い」
私には、そんな感じかなあ。
イヤなわけじゃないし、面白いお料理もあったんだけれど、
このお店が大好き!とまでは思えなかった。

ただ一つ心残りなのは、有名な"牡蠣"の料理をいただいていないこと。
また牡蠣の季節が巡ってきたら、誰かと再訪してみようかな。


◇2009年3月の食事記録です。
Edition Koji Shimomura
エディション・コウジ シモムラ

京都港区六本木3-1-1六本木ティーキューブ1F  TEL : 03-5549-4562
http://www.koji-shimomura.jp/

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by picot-picot | 2009-06-12 07:36 | ├西洋料理