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深川宿 (清澄白河/深川めし)
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ずっと見に行きたいと思っていた「カルティエ展」。
結局、最終日の1日前に駆け込みで夫と見に行ってきた。
芸術に造詣が深くない私、詳しいコメントは遠慮するが、
とても楽しめる展覧会だった。行って良かった!
そういえばオープニングレセプションでの某都知事のコメント。
日本ではあまり報道されなかったようだけど、ちょっと恥ずかし過ぎる・・・。

さて、せっかく「清澄白河」くんだりまでやって来たことだし、
お昼はこのあたりで食べることにした。
事前調査によると「深川めし」という料理が有名らしい。
"貝"好きの夫は、実はアートよりアサリがお目当てで、
ホイホイと車を出してくれたらしい。

ネットで数件の深川めしのお店がヒットしたのだが、
メディアへの露出も多く、一番有名そうな「深川宿」という
お店を訪問することにした。
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予想よりも小さなお店。
1組の客(ちょっと"変"な親子連れ)が待っていたのだが、
結局その客が途中リタイアしたため5分ほどで入店することができた。

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通された席はお店の中央に陣取る囲炉裏の席。
とても狭く、そして囲炉裏テーブルの厚みがあるため、
足のやりばが無く落ち着かないカンジだった。

とにもかくにもメニューを確認し、
お店の方が「初めてならこれがお薦め」というものを選択。
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辰巳好み 2,100円
このセットでは二種類の深川めし(ぶっかけ丼と炊き込み)がいただける。

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最初に出されたお膳(盆)にも白玉団子がついていたのだが、
改めて甘味(葛きり)が出された。
「あれ? 東京じゃ酢醤油で食べるんじゃなかったっけ?」
と思ったが、それは「ところてん」だったと後で気づく。


さて、このお店に関する雑感。


 ・結構な量がある。いや、ご飯2膳ぐらい、普段なら平気な私たち。
  味に飽きがきてしまうから、そう思ってしまうのかもしれない。

 ・二種類の「深川めし」。どちらもなかなかおいしかった。
  どちらかを選ぶなら、ぷっくりふくらんだアサリをいただける
  「ぶっかけ」のほうが私の好み。
  炊き込みのアサリは極小になってしまっていて、なんだかもったいない。
  ただ、「ぶっかけ」の普通サイズを食べる自信はない。
  上述の通り、私には飽きがきてしまう味だから。

 ・お店の前にいたヘンな親子連れを含めて変わった客が多かった。
  チャパツ、ガン黒、喫煙(店先で立ったままタバコふかすな!)、
  じゃらじゃらアクセ、ラフなコトバづかいの40歳前後の着物軍団とか。


そしてお店を出て最後に思ったこと。

  今回食べに来たこと自体は良かったけど、わざわざの再訪は不要。
  友人知人が「食べてみたい」というなら、再訪するのは悪くない。
  (決してまずかったわけじゃない。一度は食べてみてほしい一品だ。)

お店の方もチャキチャキで下町風情が感じられるところ。
お値段も下町価格にしてもらえたら、もっとうれしいんだけど、
所詮は観光客相手のお店なのかもしれない。
そういえば地元のヒトは来ていなさそうだったし。
(そもそもこんなメニューは外で食べるものじゃないのだろうけど。)
とはいえ、そういう観光客相手のお店も必要だからしょうがないし・・・。

フツーに「深川めし」をいただけるお店はないのかなあ。。
できれば東京の山手線内もしくは城南で・・。

◇2006年7月の食事記録です。
深川宿
江東区三好1-6-7 深川江戸資料館前 TEL : 03-3642-7878
http://www.fukagawajuku.com/ (音が鳴ります)


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by picot-picot | 2006-07-22 12:43 | ├和食・郷土料理 | Comments(6)
Commented by fuanita at 2006-07-22 17:52
深川で本場の「深川めし」と食べたいと思い続けて30年。
いまだにたどりつけません。
普段、ご飯に汁物をかけて食べることを禁じられているボクにとってはとても魅力的でございます。

ところで、関西では「ところてん」は食べないんでしょうか?
Commented by picot-picot at 2006-07-23 00:05
■fさま:
え、東京っ子のfさまでも、まだ召し上がってらっしゃらなかったんですか。
それは是非お出かけください。てくてくっと!
おいしかったですよ。いや、ほんとに、ウソじゃなくって。

ところで「ところてん」ですが、関西でも売っていました。
でも私の実家では食べる習慣が無く、子供の頃に1~2度食べただけです。
Commented by jmc-duma at 2006-07-24 21:30
こんにちは、私も深川めしと言うのは以前から知っていましたが未だ食べた事がありません。
子供の頃冗談で「あっさり、はまぐり、しんじまえ」などと言ってふざけて物でした。
この様に行商のおじさんが毎朝「あさり、はまぐり、しじみ~」
と粋な掛け声をかけながら貝を売りに来ていましたし、街のお魚屋さんには必ずあさりやしじみは売っていました。
この様な貝の味噌汁は朝飯の定番でした。
話に聞くと深川めしは職人さんが時間が無い時に口にぶっこんで食べた昔の安い食べ物だとも聞いています。
日本版の古いファーストフードですかね。
Commented by picot-picot at 2006-07-25 00:11
■jmc-dumaさん:
私は奈良生まれ&奈良育ちのせいか、
海産物の行商さんには会ったことがありません。
それにしてもなかなか粋な売り文句ですね。

ファストフード・・・にしてはお高いですよねー。
ま、お寿司も高いからしょうがないのかな。
Commented by easternsky at 2006-07-29 16:46
今さらのコメントなんですが、
カルティエ財団展、、ぜひ行きたいと思いつつ、
延ばし延ばしにしていたら、、ぎっくり気味になって行きそびれた。。
非常に悔やまれます。。
わたしも美術には詳しくないけど、楽しめそうな内容だった。

で深川めし、ですが、聞いたことあったけど、こういうご飯だったのね。
ノリがかかっているのが「ぶっかけ」??違うか、、
とにかく、あれが美味しそう♪
今日も、「カルティエ~」の記事を探して、pちゃんブログを
徘徊してたんですが、本当に美味しそうなものばかり食べてるよね(笑)。
ぜひ、行きたいのは、イル・バッフォーネかなあ。。。
Commented by picot-picot at 2006-07-29 23:44
■esさん:
いやー、この美術展はオススメでした。
現代モノにアレルギーが無い限り、
たいていの人は楽しめちゃうんじゃないかと思いました。
見てるだけで楽しいんですよー。って今さら遅いですね。

ところで深川めしですが、海苔のほうが「ぶっかけ」です。
こっちのほうがオススメです。
炊き込みもおいしいけど、他でもありがちだしねー。

バッフォーネ、おいしいですよー。
肩肘はらずに楽しめる食堂です。
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