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フランス料理 ランベリー (南青山) -前編-
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昨夏、予約をとろうとしたら既に閉店してしまっていた銀座の名店「オストラル」。
その「オストラル」で腕を奮っていらっしゃった岸本シェフ が、
昨年11月25日「ランベリー(L'Embellir)」というお店をオープンされた。

お店のホームページ(2007年初春 岸本シェフのメッセージ)によると、
L'Embellirとは、フランス語で「人を美しくする」の意を持ち、
"素材が育ったテロワール(気候・風土)を最大限生かした料理"
をコンセプトに、お越しいただいた皆様が美味しい料理とワインと共に、
楽しいひとときをお過ごし頂けるレストランを目指しております。
とのこと。

むむっ! " 人を美しくする "レストランですと~!?!?

これは女子の集いに最適と、「オストラル」に行きたがっていた女友だちを誘い、
早速ランチに出かけてきた。

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表参道駅で降り、南の方に徒歩8分ほど。
青山墓地のすぐそばにある新しい複合ビル「n-OM1」
地下1階に「ランベリー」がある。
最初、「いったいどこから入ったらええのん?」と、とまどってしまったが、
実はこの扉が自動ドアになっていて、近づくとブイーンと開けゴマ。


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自動ドアの奥には、レストランのエントランス。
階下へ続く階段を降り、レセプションでコートを預けていると、
友人がカツカツとヒールの音をさせながら階段から降りてきた。
「ひさしぶりー」と再会を喜んでいる私たちを、
丁寧なサービスの方が奥のテーブルへと案内してくださる。


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吹き抜けの天井がとても高くて開放感がある。
そしていろいろな音が心地よく響いて良い感じ。


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オープンキッチンではないけれど、ちょこっと厨房が覗けたりもする。


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もうひとりの友人が来るのを待つ間にいただいたもの。
アルコールを控えている友人は、お店の方が薦めてくださった、
「エルダー・フラワー(630円)」というソフトドリンク。
ハーブから抽出したエッセンスか何かを炭酸で割ったもの。
見た目が透明なのでまるで炭酸水のようだが、意外にも甘みが強い。
私はグラスのシャンパーニュ(1575円)。しっかりした味で好みのものだ。
「アンリ・ビリオ グランクリュ アンボネイ キュヴェ トラディション」
という銘柄で、ネットでは5,000円前後で販売されているもの。
ただ大量生産品ではないため、入手するのは簡単ではなさそう。

ウキウキしながらシャンパンを飲んでいると、もうひとりの友人が登場。
彼女も体調が優れないとのことで、「エルダー・フラワー」をオーダー。
3人で乾杯をし、メニューを選ぶことになった。


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私たちそれぞれの前に出されたメニューは、
お色気たっぷりスケスケのアクリル板に記されている。
初めて見る演出で、ますます楽しくなってしまう。

さて、ランチコースは次の2種類。

・料理3皿(プリフィックス)+デザート:4,410円(サービス料10%別)
・デギュスタシオン(シェフのおまかせ):6,825円(サービス料10%別)

どっちにしようか迷いに迷っていたところ、
サービスの方が「コース全体としてのボリュームは変わりません」とのご説明。
そして「デギュスタシオンのほうが断然お得です」と耳打ち(?)。

ふふふふ、関西オンナのツボをつくリコメンド。

どんなお料理が出るのか確認し、三人揃ってデギュスタシオンに決定!


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お料理の前にパンを記録。このパンがウマーいのだ。
皮も美味しいけれど、中のパン生地の味が好み。
真っ白ではなく薄い茶色。モチっとしていて、自然の甘みを感じる。
これ売ってもらえないかなあ・・と思いながらムシャムシャ。


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そしてバター。奥が有塩、手前が無塩。
有塩のほうは、まるでザラメのようなつぶつぶの塩の結晶が入っている。
そして最初からテーブル置いてあった銀のわっか。
いったい何かと思っていたら、バター皿を置く台だったようだ。


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一皿目。ガラスの器も、そのお料理もとてもとても美しい。


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柑橘系、すっぱい泡を頂いた冷前菜。
ホウボウや海老がたっぷりと入っている。
キャビアと混ぜて、その塩味で食べてくださいとのこと。
タイの香草の味を少し感じる。うーん、このお料理って大好き。


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ニ皿目。温かい前菜はフォワグラがメイン。
上に散らされているのは松の実とヌガー。
甘いものとフォワグラを合わせるのはよくあるが、
ヌガーを使ったお料理は初めてかもしれない。


写真が多くなったので、メインとデザートは次の記事で。


◇2007年2月の食事記録です。
フランス料理 ランベリー
東京都港区南青山4-17-33 TEL : 03-3423-0131 / 0120-791-039
http://www.lembellir.com/


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by picot-picot | 2007-02-12 22:47 | ├西洋料理 | Comments(12)
Commented by hiyoko at 2007-02-12 23:34 x
こちらお店、お料理もお皿やその他もろもろも、とっても好みかも!
早く次のお料理が見たいわ~。
フォアグラのソースは、どんなお味だったのでしょう?
煮豆のように見えるのですが。
我らがオバハン食事会の候補にぜひ!!と思いましたが、雰囲気ぶち壊してもいけないし・・・。
Commented by sokosoko6293 at 2007-02-13 01:21
アラジンです。ここいいですねえ。ツボを心得ているというか。
ヌガーを散らしたフォアグラ、むっちゃ美味しそうですね。
柑橘系の冷製前菜も口からじゅわ~~とよだれがでてきます。

つづきたのしみにしてます!!
Commented by るぅ at 2007-02-13 09:28 x
うわぁーおいしそう。その前菜の泡が気になるし、柑橘系ってのもgoo!
今度是非行ってみたい!
フォアグラの横はお豆ですか?
では続きを楽しみに待っております。
Commented by camille_31 at 2007-02-13 11:21
わぁ~、美味しそう!!
「オストラル」、行きたいと思っているうちに倒産しちゃったんですよね。
交詢社ビルに移ってそんなに経っていなかったのでビックリしました。
で、その「オストラル」のシェフが新しいお店を立ち上げていらっしゃるとは知りませんでした。教えてくださってありがとうございます!
アクリル板のメニューって、私も初めて見ました。
お店の雰囲気もスタイリッシュな感じですね。
つぶつぶの塩の結晶が入ったバター、魅力的。
キャビアの入った前菜も美味しそう~。
ここまで見ただけで、早くも「行きたいお店リスト」に加わっちゃいました(笑)。
続きを楽しみにしていま~す!
Commented by picot-picot at 2007-02-14 00:05
■hiyokoさん:
フォワグラのソースはなんと説明すれば良いのかなあ・・。
そんな珍しい(変わった)味じゃなかったです。
わりとオーソドックスな味ですよー。
ちなみに豆は白いんげんだったと思います。

ところでオバハンってどなたのことでしょう?
hiyokoさんったら、どうみても上品なマダムじゃないですか。
本来、hiyokoさんのような皆さんが集う場所だと思いますよん。
Commented by picot-picot at 2007-02-14 00:07
■アラジンさん:
はい、かなりツボにはいりました。
久しぶりのちゃんとしたフレンチだったせいもあるのですが、
心から楽しいひとときとなりましたよー。
ランチタイムにも男性客が3割程度いらっしゃったような気がします。
スッキリとしたインテリア、ベタベタしないサービス。
きっと男性にも気にいってもらえると思います!
Commented by picot-picot at 2007-02-14 00:08
■るぅさん:
泡、気になりますよね~。すっぱいんですよ、レモン味。
フォワグラはポーションこそ小さかったですが、とても美味です。

フォワグラの横(というか下かな)にあるのは白いんげん豆だった
と思います。ホックリと煮込まれていて、おいしかったですよ。
Commented by hiyoko at 2007-02-14 00:09 x
ええーー!!私のこと見たことあるの・・・?
もうれっきとしたオバハンどす~。
Commented by picot-picot at 2007-02-14 00:18
■camille_31さん:
「オストラル」、さすがに名店だったようですね。
交詢ビルに移る前のほうが断然良かったようなので、
できればその時期に行ってみたかったです。

このお店、へんなウンチクや予備知識を持たない人、
つまりフランス料理に詳しくない方でも、
素直にお料理を楽しめるお店だと思いました。
うわついていないし、なかなか好みのお店です。(^^)
Commented by picot-picot at 2007-02-14 00:20
■hiyokoさん:
お美しいお姿をブログで何度か・・・。
どこから見ても上品でセレブな奥様ですよん!
Commented by camille_31 at 2007-06-08 00:31
ようやく記事アップしましたので、TBさせていただきますね。
文中リンクもさせていただいています^^
Commented by picot-picot at 2007-06-08 07:18
■camille_31さん:
TBとリンクありがとうございます。
後ほど(今夜にでも)お伺いしますねー。
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